
経県値 -けいけんち- 旅の記録・旅行記アプリ
4.6143.00 レビュー
アプリの仕様
- バージョン
- 5.1.18
- 更新日
- ライセンス
- Free
- ダウンロード数
- 100,000+
- デベロッパー
- Qdan Inc.
- カテゴリ
- 旅行&地域
- プラットフォーム
- Android, iOS
スクリーンショット








分析者 AppCompare
旅行の記録を残したいと思っても、写真や地図を整理する作業は意外と続きません。私が実際に使って印象に残ったのは、旅先で撮った写真の枚数ではなく、「自分は日本のどこを訪れたのか」を都道府県単位で見直せる点でした。経県値は、訪問した都道府県を日本地図に反映し、旅の経験をひとつのスコアとして眺められる旅行記録アプリです。
旅行&地域ジャンルのアプリとしてはかなり目的が絞られています。ホテル予約、ルート検索、航空券の手配をするものではありません。その代わり、過去の帰省、出張、修学旅行、乗り換えで通過した場所などを整理し、「まだ行っていない県はどこか」を見える形にしてくれます。旅行を計画する前の振り返りにも、次の行き先を決めるきっかけにも使いやすいタイプです。
現在の使い心地と、地図を塗る楽しさ
最初に感じる魅力は、入力の結果がすぐ日本地図に表れることです。都道府県ごとに、自分が訪れた場所を確認できるので、文章を長く書かなくても旅の履歴が視覚的に残ります。私は、記憶が曖昧になっていた昔の旅行を思い出しながら登録していく時間が楽しく、単なる記録作業というより、過去の旅をもう一度たどる感覚になりました。
このアプリの「訪れた」の考え方は、写真を大量に保存する旅行アルバムとは違います。県単位で経験を整理するため、同じ県に何度も行った場合でも、地図上では一度訪れた場所としてまとまります。つまり、細かな旅程を残したい人より、全国の到達状況を俯瞰したい人に向いています。県内の市町村や観光施設まで管理したい場合は、別の地図アプリや写真サービスを併用したほうが便利です。
入力するときは、旅行だけでなく、住んだ経験や長く滞在した経験など、自分の基準を決めてから進めるのがおすすめです。たとえば、駅で乗り換えただけの県を「訪問」に含めるか、サービスエリアで休憩した場合をどう扱うかで、結果の納得感が変わります。アプリに任せて機械的に埋めるより、家族や友人と「これは行ったことにする?」と話しながら登録すると、思い出の掘り起こしにもなります。
スコア化される点も、使い続ける理由になりました。点数そのものを他人と競う必要はありませんが、次の旅行先を決めるときに「まだ経験していない地域を選ぶ」という目安になります。すでに有名観光地を多く訪れている人でも、未訪問の県を探すことで、旅の目的を作りやすくなります。
一方で、地図を塗ることに興味がない人には、魅力が伝わりにくいでしょう。旅程、交通費、宿泊先、写真、日記を一括で管理したい人にとっては、機能が少なく感じられる可能性があります。私は、旅行の準備をするアプリというより、旅の経験を整理して次の行き先を考えるための記録帳として見ると、性格を正しく理解できると思います。
選ぶ前に読んでおきたい記事

Tile Explorerは中断や通信断からどこまで戻れるか

Uber Eatsの価値は料理選びから「待ち時間の見える化」へ

テレビのリモコンが見つからない夜に、スマホが頼れる一台になる理由

8 Ball Poolへ移る価値はあるか 狙いと手球の位置を読む対戦の魅力

Family Spaceの位置共有は、家族の連絡をどう穏やかにするか

キャンディークラッシュは失敗しても戻れるか あと一手の判断と中断時の注意点
日常の中で役立つ具体的な使い方
たとえば、年末に家族と一年の出来事を振り返る場面で使えます。帰省した県、仕事で訪れた県、日帰りで立ち寄った県を順番に確認すると、本人も忘れていた移動が見つかることがあります。子どもと一緒に地図を見ながら「次はどこへ行く?」と相談する使い方も自然です。旅行先を決める会話のきっかけとして、写真アルバムより短時間で全体を見渡せるのが便利でした。
もうひとつの使い方は、旅行前の候補整理です。行きたい観光地を先に並べるのではなく、未訪問の都道府県を確認してから、季節や交通手段に合う場所を絞ります。これなら「有名だから行く」だけでなく、自分の記録に空いている地域を埋めるという個人的な目標を作れます。ただし、スコアを上げることを優先しすぎると、移動の効率や滞在の満足度を犠牲にしかねません。点数は旅の目的ではなく、計画を始める補助線として使うのがよいです。
旅行後すぐに登録する必要もありません。私は、記憶が残っているうちに大まかに入力し、後から地図や写真を見て修正する流れが合っていました。昔の記録を一気に整理する場合は、まず確実に訪れた県だけを登録し、曖昧な場所は保留にするほうが混乱しません。最初から完璧な全国制覇を目指すより、確かな記録を土台に少しずつ更新するほうが長続きします。
共有機能を使うときに気をつけたいこと
自分の経県値をシェアできるため、友人との比較や旅行好きの人同士の会話にも向いています。私の場合は、点数の高低よりも、同じ県でも訪れた理由が違うことに面白さを感じました。仕事で何度も訪れた人と、観光で一度だけ訪れた人では、地図が同じように埋まっていても経験は別物です。共有するなら、点数だけでなく「なぜその県に行ったのか」を一言添えると、記録の意味が伝わりやすくなります。
ただ、共有は慎重に使いたいところです。地図の状態から、生活圏や帰省先を推測される可能性があります。公開範囲や共有する相手を自分で確認し、仕事先や自宅周辺を詳しく知られたくない場合は、画面をそのまま見せるのではなく、会話だけにとどめる選択もあります。旅行記録アプリでは、楽しさとプライバシーのバランスを自分で決めることが大切です。
現在の仕様と利用を始める前の確認
開発元はQdan Inc.で、無料で始められるアプリです。対象年齢は3歳以上なので、家族で地図を見ながら使う場面にも取り入れやすい設計です。Androidでは7.0以降が必要で、現在のバージョンは5.1.13です。古い端末を使っている場合は、インストール前にOSの条件を確認しておくと安心です。
ストア上では平均4.6という評価で、評価数はおよそ千九百件、レビュー数は百四十件ほどあります。利用者が一定数いることは、旅行記録の定番として検討する材料になりますが、評価だけで自分に合うと判断するのはおすすめしません。旅行の細部を残したいのか、都道府県の達成状況を楽しみたいのかで、満足度は大きく変わるからです。
基本無料で試せる一方、アプリ内購入はアイテムごとに二百四十円から五千四百円まであります。無料でどこまで使えるかを確認しながら、必要性を感じた場合だけ購入を考えるのがよいでしょう。最初から追加機能を前提にするより、まず自分の旅行履歴を入力し、地図とスコアが日常的に役立つかを見極めるほうが失敗しにくいです。
バージョン更新で感じる変化と、既存ユーザーへの影響
2018年6月26日に登場したアプリが、現在も5.1.13まで更新されている点は、長く使う旅行記録として見ると安心材料です。私は、こうしたアプリでは一度入力した履歴を何年も残したくなるので、短期間だけ話題になるサービスより、継続して使える環境のほうを重視します。バージョン番号が更新されていることからも、初期版のまま放置されたアプリではなく、現行環境に合わせて維持されている印象があります。
ただし、更新があるからといって、利用者が毎回大きな新機能を体験できるとは限りません。旅行記録の基本は、都道府県を登録して地図とスコアを確認することです。長く使っている人にとって重要なのは、派手な変更よりも、これまでの記録を失わずに新しい旅を追加できることです。既存ユーザーは、アップデート後に表示や入力の流れが変わっていないか、自分の履歴が正しく残っているかを一度確認するとよいでしょう。
新しく始める人には、現在のバージョンで基本操作を試してから、過去の旅行をまとめて入力する方法をすすめます。最初に何年分も登録すると、訪問基準の違いで後から修正したくなることがあります。まず直近の旅行で入力の感覚をつかみ、その後に帰省や出張の履歴を追加すれば、自分なりのルールを保ちやすくなります。
ここで見落としやすいのが、スコアの意味を固定的に考えないことです。高い点数が必ずしも旅行の充実度を示すわけではありません。長く住んだ県と、通過しただけの県が同じ地図に並ぶ場合でも、実際の思い出の濃さは異なります。私はスコアを成績表ではなく、「まだ話していない旅の記憶を探す索引」として使うと、数字に振り回されにくいと感じました。
ほかの旅行アプリと比べたときの立ち位置
一般的な地図アプリは訪れた場所を細かく保存するのが得意です。写真付きの旅行アルバムは、出来事を後から読み返すのに強みがあります。旅行予約アプリは、行き先、宿、交通を決める段階で役立ちます。それらと比べると、このアプリは情報量を増やすより、全国の状況を一枚の地図で簡潔に把握することに特化しています。
そのため、旅行の回数が多く、行き先が全国に広がっている人ほど、独自の価値を感じやすいです。反対に、ひとつの地域を深く巡る人には、県単位の記録だけでは物足りません。たとえば、同じ県内の温泉、飲食店、登山道を比べたいなら、位置情報を保存できる地図サービスのほうが適しています。写真や文章を中心に思い出を残したい人なら、アルバムや日記アプリを選ぶべきです。
私が特に便利だと思ったのは、複雑な旅行管理ツールを開くほどではないときに、すぐ記録できることです。予約情報や移動経路が必要な場面では別のアプリを使い、帰宅後に「今回の県を追加する」という役割だけを任せる。この分担が現実的です。ひとつのアプリですべてを完結させようとしないほうが、結果的に旅行記録が続きます。
残っている不便さと、向かない人
一番の注意点は、記録の粒度が都道府県中心になることです。県内のどこへ行ったか、何泊したか、誰と行ったかを詳しく残したい人には、入力後の情報量が足りません。旅行の思い出を文章で再現したい場合は、別のメモやアルバムが必要です。私はこの不足を欠点というより、機能を絞った結果だと受け止めていますが、目的が違う人には明確な不満になります。
また、訪問の判定に迷う場面があります。列車の通過、空港での乗り継ぎ、短い休憩などをどう扱うかは、利用者の感覚に左右されます。友人とスコアを比べるときも、同じ基準で登録しているとは限りません。競争目的で使うなら、先に判定ルールを合わせておく必要があります。そうしないと、数字が大きくても比較としては公平になりません。
更新後の仕様に慣れている既存ユーザーでも、長期間使わなかった後に再開すると、入力方法や表示の確認に少し時間を取られる可能性があります。私は、久しぶりに開いたときは新しい旅行を追加する前に、過去の地図を見て記録が自分の意図どおりか確認するようにしています。これだけで、思い込みによる重複登録や、曖昧な記憶の上書きを減らせます。
さらに、スコアを集めることが目的になりやすい人には注意が必要です。未訪問の県を埋めるためだけに無理な日程を組むと、移動時間ばかり長くなり、旅そのものを楽しめないことがあります。特に短期間で全国を制覇したい人は、記録の達成感と実際の滞在体験を分けて考えるべきです。地図を完成させるより、行きたい場所で過ごす時間を優先したい人には、別の旅行計画アプリのほうが満足しやすいでしょう。
これから使う人が見ておきたいポイント
今後も注目したいのは、長年蓄積した記録をどれだけ扱いやすく保てるかです。旅行は数年単位で増えていくため、入力の手軽さだけでなく、過去と現在を見比べやすいことが重要になります。新しい機能に期待する場合も、まずは自分が残したい情報が都道府県の経験なのか、個別の旅程なのかを整理しておくと、更新内容に過度な期待をしなくて済みます。
既存ユーザーは、アップデートのたびに自分の共有方法と記録基準を見直すと安心です。家族で使うなら、誰が入力するか、同じ旅行をどのように扱うかを決めておくと、後からスコアが食い違いにくくなります。ひとりで使う場合も、住んだ経験、宿泊した経験、立ち寄った経験を自分の中で区別しておくと、数年後に見返したときに記録の意味が崩れません。
無料で始められるので、迷っている人はまず直近の旅行をひとつだけ登録して、地図を見る習慣が生まれるか試すのがよいと思います。毎回写真を整理するのが面倒な人でも、都道府県を選ぶだけなら続けやすいはずです。逆に、入力後に地図を見ても次の行動につながらないなら、無理に使い続ける必要はありません。
私の結論は、全国の訪問状況を軽く管理し、次の旅の候補を見つけたい人にはおすすめというものです。Qdan Inc.のこのアプリは、旅行の詳細をすべて保存する万能ツールではありません。しかし、帰省や出張まで含めた自分の移動を、ひと目で振り返れる形にしてくれます。Androidの対応条件を満たす端末で、まず無料の範囲から試し、スコアではなく自分の思い出を整理する道具として使うなら、長く付き合いやすい旅行記録アプリだと感じました。
メリット
- 訪問した都道府県を色分けでき、達成状況がひと目で分かる
- 旅行履歴を後から振り返りやすく、思い出の整理に役立つ
- 操作がシンプルで、旅行中でも迷わず記録しやすい
- 全国制覇を目指す楽しさがあり、次の旅行先を決めやすい
- 短時間で入力でき、細かな旅行記を書くのが苦手でも続けやすい
デメリット
- 細かな行程や写真を残したい人には、記録機能が物足りない
- 都道府県単位の管理が中心で、市町村別の訪問記録には向かない
- 旅行先の情報検索や予約機能はなく、別のアプリが必要になる
- 訪問判定の基準によっては、どこまで記録するか迷うことがある
- 利用者同士で旅行記を共有する機能は限られている
経県値 -けいけんち- 旅の記録・旅行記アプリに関するよくある質問
経県値 -けいけんち- 旅の記録・旅行記アプリとは、どのようなアプリですか?
経県値は、これまでに訪れた都道府県や滞在経験を記録し、日本全国の旅行履歴を可視化できるアプリです。単に訪問先をメモするだけでなく、住んだ、泊まった、歩いた、通過したなど、経験の種類に応じて登録できる点が特徴です。自分の旅行遍歴を振り返ったり、まだ訪れていない地域を確認したりするのに役立ちます。
経県値の登録方法や、経験の分類は分かりやすいですか?
都道府県を選択し、その地域でどのような経験をしたかを登録する形式なので、操作は比較的シンプルです。訪問しただけでなく、宿泊や居住、観光、通過などを区別して記録できるため、同じ県でも旅行の深さを反映できます。初回は分類の意味を確認する必要がありますが、使い始めれば自分の基準で整理しやすい設計です。
過去の旅行履歴も登録できますか?
過去に訪れた都道府県についても、思い出しながら手動で登録できます。旅行の日付や細かな行程を完全に管理するタイプのアプリではないため、昔の旅行を大まかに整理したい人に向いています。一方、訪問時期や観光スポット、写真まで詳しく残したい場合は、別の旅行記録アプリやメモサービスと併用すると、より充実した記録を作れます。
経県値のスコアや地図は、どのように活用できますか?
登録した経験は、都道府県ごとの達成状況や経県値として確認できます。日本地図を見ながら、自分がどの地域を多く訪れているのか、反対に未経験の地域がどこなのかを直感的に把握できるのが魅力です。旅行計画を立てる際に未訪問県を探したり、家族や友人とスコアを比べたりするなど、旅行のきっかけ作りにも活用できます。
利用時に注意する点や、プライバシー面の不安はありませんか?
旅行履歴は個人の行動に関わる情報なので、共有機能を利用する場合は、公開範囲や表示内容を事前に確認することをおすすめします。正確な現在地を常時記録するアプリとは限りませんが、登録した地域情報がどのように保存・共有されるかは、アプリ内の設定やプライバシーポリシーで確認しておくと安心です。また、機種変更前にはデータ引き継ぎやバックアップの対応状況も確認しておきましょう。






















